松の露酒造株式会社

宮崎県日南市にございます松の露酒造株式会社では、焼酎(むぎ焼酎/いも焼酎)、梅酒などをお取り扱いしております。通販もございます。

まめ知識
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  • 焼酎ができるまで

    焼酎の原料は大きく分けると、「麹(こうじ)」と「主原料」の2つに分けられます。
    この主原料によって、焼酎の種類が決まります。

    例えば、「穀類(米/麦など)」や「いも類(馬鈴薯/甘藷など)」をはじめ、その他「糖質原料」「木の実」が主原料となっている焼酎もあります。

    当社では、「穀類」「いも類」を主原料として焼酎を製造しています。

  • 甘藷

    主原料となる甘藷(かんしょ)

  • 甘藷仕込み風景

    甘藷の処理風景です

  • 甘藷仕込み後、蒸し器へ

    甘藷の処理後、蒸し器へ

焼酎造りの工程を簡単にご紹介します。
焼酎造りは、「製麹」→「一次仕込み」→「主原料処理」→「二次仕込み」→「蒸留」→「貯蔵・熟成」の工程に分けられ、行われます。
  • 麹造り

    製麹

    麹は蒸した米や麦等に麹菌と呼ばれるカビの一種を約2日間かけて繁殖させたものです。
    焼酎用の麹には黒麹菌と白麹菌があります。
    黒麹菌はもともと泡盛用の麹で、コクのある焼酎に仕上がるといわれています。一方、白麹菌は黒麹菌の突然変異株で、口当たりがソフトな焼酎になるといわれています。
    黒麹菌や白麹菌はクエン酸等の酸をよく生産し、焼酎もろみを強い酸性にして雑菌汚染を防止します。

  • 一次仕込み

    一次仕込み

    酒造りに欠かすことのできない「発酵」。
    焼酎の発酵は主に、「一次もろみ(酒母)」と「二次もろみ(本もろみ)」に分けて行われます。
    一次仕込みは麹と水に酵母を加えて一次もろみを造る作業です。
    約1週間ほどかけて発酵させます。
    目的は純粋で強い酵母を培養して、二次もろみに必要な酵素とクエン酸をつくることです。

  • 主原料処理

    主原料処理

    焼酎の主原料となる「穀類」や「いも類」の処理を行います。
    例えば、原料が「甘藷(かんしょ)」となる場合は、甘藷の傷んでいるところや両端を切り取り、ある程度の大きさになるようカットしてから、蒸し器に入れます。
    左の写真はその蒸し器です。
    一度に多くの甘藷を蒸すことが可能です。

  • 二次仕込み

    二次仕込み

    一次もろみに、主原料と水を加え発酵させます。
    約2週間ほどの時間をかけ、ゆっくりと行う工程です。
    そうすることにより、甘く芳醇な二次もろみに仕上がります。

  • 蒸留

    蒸留

    蒸留釜に二次もろみを入れ、蒸気を吹き込んで加熱します。
    もろみが沸騰しアルコールが蒸気となります。これを冷まし液体になったものが原酒です。
    この際にアルコールと一緒に微量の香り等の成分が原酒に溶け込みます。
    本格焼酎独特の芳香や風味はこれらの成分によって醸し出されます。

  • 熟成

    貯蔵・熟成

    蒸留後、出来上がった原酒は貯蔵タンクで貯蔵・熟成させます。
    その後、アルコール度数を調整したものを瓶詰めして出荷します。

    この熟成の期間によっても焼酎の味や風味が変わっていきます。
    大きく分けると、「初期熟成(3~6ヶ月)」「中期熟成(6ヶ月~3年)」「古酒化期(3年以上)」の3つに分けられています。

以上の工程を経て、焼酎は皆様のお手元へ届けられます。
ご紹介したのは、ごく一般的な方法ですが、焼酎は「主原料」「製造工程」「熟成期間」などによって、様々な味わいを生み出せるお酒です。
これからも、皆様にご満足いただける焼酎造りができるよう精進して参ります。